失敗しないための見合い後の交際について
■2回目までは世話人が設定最初の見合いで、互いに交際への意思を世話人に伝えたら、あまり時間をおかずに次回のデートのセッティングをしてもらいます。
ただ、世話人にセッティングしてもらうのは、ここまで。それ以降は、本人同士で連絡をとりあって会うようにします。1週間に1回、あるいは10日に1回程度は会う時間を作り、時折、世話人に経過を報告します。
■交際費は、できるだけ折半する
この時期、デート代はできるだけ折半して、片方だけに負担をかけないようにします。食事をごちそうしてもらったら、軽いプレゼントを贈るなど、金銭的負担が同等になるように心がけます。
また、交際の期間中には、あまり高価な贈り物はさけたほうがベターです。物や金銭の貸し借り、頼みごとや頼まれごとはさけるようにしましょう。
■家族との顔合わせ
見合いに付き添いがなく、本人同士だけで始まった場合はなおのこと、できるだけ早い時期に、互いの家を訪問して家族に引き合わせるようにします。結婚は、自分ひとりのことではなく、家族の一員になるということ。
両親や兄弟などの意見を聞いたり、家族に対する態度などをお互いに見せ合うのも大切です。この際、手土産として菓子やフルーツなどを持参します。
■交際後に断るなら、自分の口から2、3回会った段階で交際を断る場合は、世話人を通して伝えてもらってかまいません。
ただし、しばらく交際を続けた後で断るなら、本人同士で話し合い、自分の意思を伝え合うのが誠意ある大人というもの。
断った場合には、早急に世話人にその旨を伝えて、あずかっていた自己紹介状や写真をお返しします。この時は、結婚観の相違など、互いの違いがみえてきたというような理由にして、相手を非難するようなことは避けます。
出身地や仕事のことなど、最初に身上書の段階からわかっていたようなことを持ち出すことはしないようにします。
■交際3ヵ月を目安に結論を出す結婚を前提として始まった交際ですから、いつまでも結論を出さずに、交際をつづけるようなことがないようにしましょう。
遅くとも3、4ヵ月で結論を出すようにします。結婚する意思を互いが確認した場合は、直接、プロポーズをします。
基本的には男性からするのが礼儀ですが、もちろん女性から気持ちを伝えてもかまいません。その後、世話人に報告と感謝を伝えるために、2人そろって訪問するとよいでしょう。この際、結婚式の媒酌人まで依頼するのかを、決めておくようにします。