30代のやってはいけない冠婚葬祭作法

知らないではすまされない「冠婚葬祭」マナー

【お見合い】返事のマナー





スポンサーリンク


■世話

 

人へのお礼は、当日のうちに見合い当日は、帰宅したらすぐに世話人へ電話してお礼を言います。世話人が最後まで同席せずに、途中から2人だけになった時、あるいは最初から2人で会った場合は、どのような雰囲気だったかなどを交えて報告します。これから交際を希望するか、どうかの返事は後日でかまいません。断る場合も、当日すぐに言うのではなく、時間をおくようにするのが礼儀です。

 

■返事は1週間以内に

 

見合いの返事は、必ず1週間以内にするようにします。こちらが交際を希望する場合は、その意思を世話人へ伝えて、相手からの返事を待ちます。先方も交際を望んでいれば、次に会う機会の約束へとステップが進みますが、あくまでも連絡は世話人を通すようにします。迷っている場合は、1週間以内にいちど、世話人へ連絡して、2、3日待ってもらいます。本人だけでは決めきれないなら、家族や世話人を交えて話し合うようにします。

 

 

■断る時の伝え方

 

断る場合は、あまり引きのばさずに早めに伝えるようにしましょう。その際、条件が合わなくて断る場合には、率直にその理由を伝えてもかまいません。

 

 

これをどのように先方へ上手に伝えるかが、世話人の腕の見せどころです。ただし、なんとなく気が進まずに断る時には先方を立てた言い方になるようにします。

 

 

この場合、家族のことや仕事、出身地のような身上書の時点でわかっていたことを理由にするのはタブー。世話人および先方へ失礼のないように、じゅうぶん注意しましょう。

 

 

お見合いの返事のパターン集

 

初めての見合いの後、世話人に返事をする時には、一般的な言い方を踏襲するほうがいいでしょう。断る場合でも、今後につなげて、また別の方を紹介してほしい時などは、よい印象を残しておきたいもの。

 

相手をけなすような言動はくれぐれも慎むようにします。「先様さえよろしければ、お話を進めていただけますでしょうか」「ぜひ、お付き合いをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

 

◎断る場合

 

「大変もったいないお話ですが、先様がご立派すぎて、私にはつとまらないのではないかと思いまして…」「すばらしい方なのですが、私のようなわがまま者ではお付き合いしていく自信が持てません」(女性側から)「すてきな方ですが、お仕事に熱中していらっしゃるようですし、家庭に入っていただきたい私などには、もったいない方かと思いまして…」(男性側から)