30代のやってはいけない冠婚葬祭作法

知らないではすまされない「冠婚葬祭」マナー

【お見合いの常識】縁談が持ち込まれた時





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■依頼していない時の断り方縁談を依頼していないのに、持ち込まれる場合があります。

 

このような時は、相手に失礼のないようなふるまいが大切です。書類を見ずに返したほうがいいのは、次のような場合です。

 

・結婚する意思がない

・交際中の人がいる

・経済面などの結婚する条件が整っていないこのような時には、時間をおかずにきっぱりと断るようにします。

 

書類は受け取らないのが原則ですが、断りを伝える前に届いてしまった場合には、開封せずに送り返します。開封してしまうと、結婚する意思はあるものの、今回の相手が気に入らなかったからだと思われます。

 

返す際には「まだ、結婚は考えておりませんので」「意中の相手がおりますので」と理由を伝えた方がよいでしょう。

 

■書類を見て、断る場合条件が合わずに断る場合には、世話人に対しては、その理由についてはっきりと伝えてかまいません。

 

この点をあいまいにすると、かえって迷惑をかけることにもなりかねません。今回は断っても、引き続き紹介を依頼するなら、「また、いいお話がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします」と言葉を添えておきます。

 

特に理由はないけれど、なんとなく気に入らない場合でも、「なんとなく」はマナー違反。具体的な理由と共に、「私にはすぎた方のようですので」として、断るようにします。

 

断り方の例

「ご両親との同居を希望されているとのことですが、私にはつとまらないかと思いますので、申し訳ございませんが…」「他に兄弟がおりませんし、できるだけ両親の側にいたいと思っておりますので、転勤のある方とはむずかしいかと…」知人や親戚などから持ち込まれて、まったく結婚の意思がない時にも、あわてて断るのは失礼です。いったん書類をあずかった上で、結婚の意思がないことを正直に話します。

 

■縁談を受ける場合話を聞き、いい縁談だと思った場合でも、その場で即答することはさけ、「家族と相談してお返事させていただきます」と返事して、書類をあずかります。

 

家族と検討した上で、わからないことなどはあいまいにせず、世話人にたずねます。見合いを進めてもらいたい時には、本人が菓子折りを持参して世話人をたずね、「よろしくお願いします」と伝えます。

 

まだ、自分の書類をあずけていない時には、このときに持参します。なお、返事を伝えるだけなら、電話でもかまいません。目安は書類を受け取ってから、1週間以内と考えましょう。