30代のやってはいけない冠婚葬祭作法

知らないではすまされない「冠婚葬祭」マナー

妊婦と一緒に鍋を使わない





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鍋料理は、多人数での会食のときには便利である。大鍋に煮た食物をそれぞれに取って食すということは、昔は共同体としての意識を再確認するという効果もあった。

 

それは家庭においても同じで、囲炉裏を囲んで、同じ火で炊いた一つの鍋から料理をわけて食べることで、家族としての連帯感を強めていたのである。

 

だから、鍋に関するタブーも生まれた。たとえば、昔、不浄のものであるとされた出産や生理中の女性と同じ鍋で食事をしないというのがある。

 

これは、共同体の象徴である大切な鍋を血の穢れを持つ女性と一緒に使わないということだが、現代ではもうこんなこともあるまい。