30代のやってはいけない冠婚葬祭作法

知らないではすまされない「冠婚葬祭」マナー

忘れつはいけない結納に必要なもの

■結納品の種類結納品は、2人の将来の幸せと子孫繁栄を願うもの。正式には9品目ですが、7品、5品、3品の略式タイプにする場合、品目を増やして豪華にする場合とそれぞれです。 関東式では、ひとつの結納台にすべてをのせますので、包みはどれも細長いも…

覚えておきたい結納の進め方

■結納の日取り 結婚式の3~6ヵ月前に行うのが一般的です。基本的には、六曜でいう吉日(大安、友引)の午前中がよいのですが、本人および両家の都合がつくところで調整できればいいでしょう。 一般的には、午前10時頃に始めて、昼食(祝い膳)をはさんで、…

覚えておきたい婚約・結納

■互いへの責任が生まれる婚約 結婚の意思をかためた2人が、そのことを周囲の人に知らせるのが「婚約」です。2人の間の話が公然のことになって初めて、婚約したことになります。婚約によって、互いの間には法律的な意味もふくめて責任感が生まれます。 万が…

失敗しないための見合い後の交際について

■2回目までは世話人が設定最初の見合いで、互いに交際への意思を世話人に伝えたら、あまり時間をおかずに次回のデートのセッティングをしてもらいます。 ただ、世話人にセッティングしてもらうのは、ここまで。それ以降は、本人同士で連絡をとりあって会う…

お見合いでの世話人へのお礼

■かかった経費は、後日精算で 飲食費や室料など、見合いにかかった費用は、世話人が立て替えておき、見合いの成否の結論が出た段階で、精算して両家で折半して返すようにします。 その際、実費よりも多少、多めに渡すように気を配ります。また、事前に世話人…

【お見合い】返事のマナー

■世話 人へのお礼は、当日のうちに見合い当日は、帰宅したらすぐに世話人へ電話してお礼を言います。世話人が最後まで同席せずに、途中から2人だけになった時、あるいは最初から2人で会った場合は、どのような雰囲気だったかなどを交えて報告します。これ…

見合いのマナーと服装

■話し方 ひとつに、人柄が出る見合い当日は、かならず約束の時間の10分ぐらい前までに到着していること。初めての場所なら、よけいに時間の余裕をみて出かけるようにします。 世話人が立ち会うことが多いので、最初に紹介のお礼を言っておきます。世話人が互…

【お見合いの常識】自己紹介状と写真の用意

■書面で誠意を伝えよう今まで会ったことがない人に、自分自身を伝えるための自己紹介状です。ここで、何よりも大切なのは、自分がまじめな気持ちで、きちんと見合いにのぞんでいるという姿勢をみせることです。 冗談や冷やかし半分、あるいは義理で仕方なく…

【お見合いの常識】縁談が持ち込まれた時

■依頼していない時の断り方縁談を依頼していないのに、持ち込まれる場合があります。 このような時は、相手に失礼のないようなふるまいが大切です。書類を見ずに返したほうがいいのは、次のような場合です。 ・結婚する意思がない ・交際中の人がいる ・経済…

見合いの準備と方法

■世話人へ依頼する 自分自身の結婚に対する考えが定まった時を適齢期とするとよいでしょう。 そして、見合いで結婚相手を探そうという場合、世話人に頼ることになります。世話人は、人脈が広く、社会的に信用のある人が理想といえます。 自分、あるいは親の…

妊婦と一緒に鍋を使わない

鍋料理は、多人数での会食のときには便利である。大鍋に煮た食物をそれぞれに取って食すということは、昔は共同体としての意識を再確認するという効果もあった。 それは家庭においても同じで、囲炉裏を囲んで、同じ火で炊いた一つの鍋から料理をわけて食べる…

ネコを死人の部屋に近づけてはならない

今までぐうたら遊んでばかりいた怠け者が、生まれ変わったようにバリバリ働きだす──昔の人は、よくこんな人を指して「ネコ魂が入った」などといった。ネコの体には、何か人智でははかりしれぬ摩訶不思議な魂が宿っていると考えたのであろう。 同様のいわれは…

これは意外!?〝おれ〟〝おまえ〟

〝おれ〟という言葉は、江戸時代の男は使わなかった。なぜならこの時代には、〝おれ〟は女性言葉だったのである。 〝おれ〟の語源は、一人称代名詞の〝あれ〟が変化してできたもの。 どういう経路をたどってか、いつしか女性が自分のことを〝おれ〟というよ…

親から先にお屠蘇を飲んではいけない?

元旦に家族そろって飲むお屠蘇。昔からこのお屠蘇を親から先に飲んではいけないと戒めている家庭は多い。なぜだろうか。 お屠蘇を年少の順、つまり年下の子供から先に飲めという作法は、儒教の教科書『礼記』の一節からきている。「君の薬を飲むは臣先ず嘗む…

八月になってからのお中元はタブー

中元といえば、毎年六月はじめから恒例のデパート商戦が開幕となる。 中元の品揃えを競った新聞の折り込み広告がさかんになり、休日のデパートの混みようは、テレビのニュースにもしばしばとりあげられる。 しかし、中元のそもそもの起源は中国の暦にあった…

女性は黒足袋を履かない

着物姿の女性が履く足袋の色といえば、ほぼ白ときまっている。胸もとをつつむ半えりの白とともに、見る者に清々しい印象を与えるものだ。 男性はといえば、白足袋は滅多に履かない。男の白足袋は切腹のときときまっていたからである。足袋といえば木綿が主流…

十五夜を祝ったら十三夜も祝わなければならない

旧暦の八月十五日を十五夜と称し、昔から月見にもっとも適した日とされてきた。では、十三夜をご存知だろうか。 こちらは旧暦の九月十三日。豆名月ともいわれ、やはり月見日和りの日である。「十五夜を祝ったら、十二夜も祝わなければならない」という言い伝…

山は神聖な場所、タブーのかたまりだ

昔から、山を畏敬すべき存在として、崇めたてまつる地方は多い。奈良県桜井市の三輪山などは、さしずめその典型であろう。 三輪山のふもとには、日本最古の神社といわれる大神神社がある。祭神は大物主大神、別名三輪明神とも呼ばれるが、この神社には本殿は…

赤不浄というタブーがありまして

初潮、処女喪失(結婚)、そして、出産──女性というものは、血を流しては次第に生まれ変わっていく生き物のようである。 そして、そのたびごとに、周囲の者は赤飯を炊いて祝ってきた。しかし、その反面、昔の日本では、女性が流す血を不浄のものとして忌む風…

ひな人形の翌日飾りはお嫁にいけなくなる?

三月三日のひな祭りをすぎると、どこの家庭でもひな人形を片づけてしまう。 「ひな人形を翌日飾りすると、お嫁にいけなくなる」といわれているからだ。実際に「お嫁に行けなくなる」かどうかはともかく、なぜ、ひな人形の翌日飾りはタブーなのだろうか。 ひ…

男雛は向かって左に飾ってはいけない

欧米から「ウサギ小屋」と酷評された日本人の住まい。そんな住宅事情を反映してか、お雛さまを飾る家が、年々少なくなってきた。 段飾りの雛段を飾るには、ウサギ小屋はあまりにも狭過ぎるのかもしれない。寂しいかざりである。さて、それはさておき、お雛さ…

鬼門に便所を建ててはいけない

東北の方角を昔から鬼門と称し、この方角に便所を建てたり、風呂や出入口をつくると家内によくないことが起こるという俗信が、いまだに全国的に残っている。 ある地方では、「鬼門に家を建ててはいけない」とか「鬼門の方向に当る家の者とは婚姻を結んではな…

座ぶとんを開いたまま出すのはホントは不作法

座ぶとんに限った話ではないが、ふとんとはもともとたたんであるのを開いて敷くものだ。 芝居を見ていると、こんなシーンに出くわすことがある。舞台の上で役者が座ぶとんを人前に出すとき二つに折って折り目を手前にして持ってゆき、主人の横に坐り、いった…

「嫁ぐ」という言葉はみだりに使うと恥ずかしい?

数年前に、ある役所で「嫁ぐ」という言葉が、女性蔑視からきているとして、廃止になったことがある。 しかし、これはまったくの見当はずれ、日本語を知らない人の発想である。「トツグ」という語は、古代からあった大和言葉。 元来はセックスのことを指して…

七五三の五歳の祝い、女の子が祝ってはいけない?

子をもつ親にとって、子供の成長はうれしいものだ。七五三の日に、親子ともども着なれない晴着姿で、神妙な顔をして出かけるのも悪くはない。 近頃は○○スタイルと銘打って、人気テレビのキャラクターなどからヒントを得た格好もよく目にするが、子供の好みな…

母親はお宮参りに行くなというのは本当か?

「母親はお宮参りに行ってはいけない」──昔から伝わるこのタブーには、きっと首をかしげる方も多かろう。生後一カ月前後の赤ちゃんを抱いて参拝する家族の姿は、幸福そのものといった感じで、なかなかいいものだ。 たいていは父方のおばちゃんが晴れ着を着た…

大晦日の夜は早く寝てはなぜいけない?

「大晦日に早く寝ると、白髪が増える」と昔からいわれてきた。大晦日の夜は、どんなに疲れていても、起きていなくてはいけないらしい。 正月は新年のはじまりだけでなく、人々に幸福をもらたす歳神の来訪も意味している。大晦日の夜は、正月というハレの日を…

接して洩らさずは間違いか?

男と女の閨事は難しい。男が早く達しても女は満足せず、女が早く行きすぎても男は快感を得ることはできない。所詮、男女間のセックスは永遠に交わることのない平行線であると、中国の〝仙道〟では説いている。同じ中国に『千金方』という書物がある。 人の命…

紹介は目上の者を先にしてはいけない?

まず代表者からはじまり、順々に部下の紹介へと移っていくのが西欧の人物紹介のやり方なら、日本の場合はまさしく逆。 ふつう目下の者からはじめ、しだいに目上の者へ、最後に代表者を紹介するのがならわしである。目上の人を先に紹介しては、とにかくいけな…

男は右手で酒を飲んではいけない?

「右手で酒を飲むべからず」──昔の人は、よくそう戒めてきたものだ。なぜ、酒を持つ手は左手に限るのだろうか。 別に右手のほうが肴をつつきやすいからというわけではない。酒飲みを意味する左党からきているわけでもない。これは昔の武家作法にのっとったス…

庚申の夜は眠らず、子作りもせず、身を慎んで迎えるべし

江戸時代の川柳で庚申待ちを詠んだ句に、「寝て用がないで庚申夜をふかし」という句がある。 庚申待ちは中国の道教が起源、干支との庚申にあたる禁忌を中心とした信仰のことである。昔の日本では、庚申の日にみなが集まり、信仰行事がさかんに行われていた。…

鏡餅は刃物で切らない

正月に、自分が最も大切とするものに餅をそなえたのが、鏡餅のはじまりである。仏壇に供え、先祖崇敬の念をあらためたり、帳場の神棚に供えて商売繁盛を願うのはよく見かける光景だ。 鏡開きは一月十一日に行うのが常だが、徳川時代までは二十日ときまってい…

四足を食べたら参詣するな

周知のように、日本では江戸時代までは〝肉食〟が固く戒められてきた。 誤解している人も多いようだが、この場合の〝肉〟とは鳥獣肉全般を指すのではなく、主として牛、豚類である。鳥をはじめ、狸、猪、鹿などは比較的食されていたようだ。 とはいえ、〝四…

玄関の履物は入船の形にしたままでは嫌がられる

玄関を上がったら、履物は向こう向きに「出船」の形にそろえておく。 料理屋や旅館、ごく一般家庭の玄関でも、「入船形」は嫌がられる。 なぜだろうか。歴史を遡ってみると、事の起こりは、多くの作法同様お茶の世界。躙り口をくぐって茶室に入る際、うしろ…

柏手は音をたてずに行うもの

柏手は、神々の再来を祈って打たれるもの。伊勢の大宮司による八開手は八拍手ときまっているが、それ以外の場合は二拍手、神社でも二拍手がふつうである。 その昔、岩戸にかくれてしまった天照大神を再び呼び戻すために、神々が手を拍って迎えたのがはじまり…

襖障子は両手をそろえて開けてはいけない

片手ではなく両手を使った動作のほうが、一般に礼儀正しいとされている。 両手をひざまえに寄せてお辞儀をし、手みやげは両手をそえて相手に差し出すといった具合に、日本の立ち居振舞にはことさらその傾向が強い。 しかし、襖障子の開閉に限ってはその逆。…

「土用の丑の日」鰻は食べても土木工事はダメ

「土用の丑の日」には、鰻を食べることになっている。夏の暑いさ中に鰻を食べるのはまた格別、確かに鰻は夏バテ防止に効力を発揮することだろう。 どうも一般には、土用イコール鰻という図式が浸透してしまっているようだ。 しかし、土用は鰻屋のためにある…

節分にまく豆はなぜ生ではいけない?

「鬼は外、福は内」ととなえて豆をまく──例年、二月の三、四日ともなると、どこの家庭でも目にすることのできるおなじみの節分の光景である。 このときまく豆は煎った大豆である。なぜ生の豆をまいてはいけないのだろうか。ただ鬼の眼をつぶすためだけに投げ…

正月に仕事をしてはいけない

正月は神仏来臨の祭りを行う季節、日常の生活と一線を画すために、古来より正月にはさまざまなタブーがあった。主な例を拾ってみよう。 「農事・山仕事・漁業その他の仕事をしてはならない」、「下肥を使ってはならない」、「鳴り物や騒音をたててはならない…

カップルで弁天さまに行くな!

弁天さまは、七福神の一つとして、古来から、日本人の信仰の対象となってきた。 日本のあちらこちらに弁天さまを祀る神社があり、安芸の宮島、大和の天の川、近江の竹生島、相模の江ノ島、陸前の金華山が日本の五大弁天とされている。 これら各地の弁天さま…

櫛を拾ってはいけない

「髪は女の命」といわれた時代もあった。髪が命なら、髪をとかす櫛は、その時代の女性にとっては、命から二番目に大切なものであったかもしれない。 つげ、竹、象牙、べっこう……昔の女性は幾種類もの櫛をもっていたものだ。ところで、櫛を大切にしていた昔に…

早死にするから帯を切ってはならぬ

妊娠五カ月を祝う〝帯祝い〟ちょうど今の七五三にあたる〝帯結び〟の儀式など帯にまつわるわが国の風習。儀式は昔から数多くみられる。 実際、古事記のなかにも帯に関する記述があるほどだ。今日では帯は後ろで結ぶものとなっているが、昔は前で結ぶこともあ…

タタミの縁はふんではいけない

子供の頃、タタミの縁をふんで親から叱られたことはなかっただろうか。これは武家礼法のなごりであるとする説がある。 タタミの縁をむやみに歩くと、床下にかくれている忍者が、タタミとタタミのすきまから、槍や刀を突きあげてくるかもしれない、だから縁を…

元旦に掃除したら福の神が逃げちゃうぞ!

今でも元旦には掃除をしない家庭が多い。別に正月休みのためではない。 その理由は、元旦に家に舞いこんだ福の神を外に掃き出さぬためだという。江戸時代の商家などでは、元旦は一日中、雨戸を閉めきっているところも多かったとか。こんな話もある。 江戸時…

墓地で転ぶととんだことになる?

彼岸になると、家族そろって墓参りする人は多い。日頃、ご無沙汰をしているので、この時期くらいは、殊勝な気持ちになって、祖先の霊を弔うのだろう。 生前、酒好きだった人には酒をという具合に、先祖の好物を持っていく。先祖の霊を大切にする気持ちはいつ…

縄を帯にしてはならぬ

農作業、荷造りなど実用的なものから縄跳びに至るまで、私たちの生活と縄とのあいだには、きってもきれない縁がある。 この縄が道端に落ちているのを蛇と見間違えて、ハッとしたことが誰でも一度や二度はあるのではないだろうか。昔の人も縄から蛇を連想した…

出産現場に夫は立ち会ってはいけない?

日本の若い夫婦の間でも、欧米なみにラマーズ法などが取り入れられ、出産現場に夫が立ち会うこともさほどめずらしいことではなくなった。 心理学的にみても、夫が現場でなにやかやと協力することは、妻の不安を柔らげ、陣痛の少ない自然分娩を促すよい方法な…

暮の大掃除は女がやってはいけない

年末の大掃除、師走の風物詩としておなじみの光景である。最近はこの季節になると、男はジャマとばかりに追いたてられるご主人方も多いようだが、大掃除は昔は男の役目だったのである。 正月祝いは、そもそもわが家に招いた年神から新しい生命を授かるという…

三隣亡に家を建ててはいけない?

十数年前に、実際にあった話である。東北のY市で、Aさんが古い家を取り壊して、新築を始めた。上棟式の日に、近所の人を招いたところ、思いのほか出席者は少なく、二人であった。 気になって近所の家を回ってみると、「八月二一日の三隣亡に柱を立てた」と…

丙午の女が嫌われるのはなぜ?

理屈では馬鹿げているとは知りながらも、心のどこかでやはり気になってしまうという俗信がいまだにある。 科学優先の現代にあっても、昔から培われてきた日本人の精神構造は崩壊していないようだ。丙午生まれの女性を忌む因習などは、その最たるものであろう…